六郷のカマクラ行事

https://w3id.org/ifcp/110

詳細情報

Type
http://www.cidoc-crm.org/cidoc-crm/E1_CRM_Entity
名称
六郷のカマクラ行事
ろくごうのかまくらぎょうじ
詳細
 我が国各地に伝承されている小正月行事は、地域の年中行事の中で最も主要なものの一つであるが、出羽、越後地方のそれはカマクラなど雪の室をしつらえる点に特色がある。  現在、全国的に小正月行事が古い姿で伝承されているものは少なくなっており、カマクラ行事も、年占、鳥追いなどの小正月の特質をよく示すものが失われつつある。  六郷のカマクラ行事は、歳神を迎え、害鳥を追う予祝行事を行うもので、あわせて年占をなすなど小正月における各種の要素をよく取り入れている。2月11日当日は、早くから町の子どもたちが各自無病息災などの祈願の天筆を書く。これは五色で長大な短冊形のもので青竹の竿に吊して家々の軒先に飾る。  これと相前後して各町内の空地には、ヨシズを天井にかけたカマクラをしつらえ、中に鎌倉大明神が祀られる。その後、中に莚を敷いて御神酒や餅を供え、相互に他のカマクラを訪ねあって交歓し、時折カマクラの前で鳥追い唄を歌って日を過ごす。  最終日には正月飾りを決まりの場所に寄せ集めて松ニヨを作り、町の男たちがキボラを吹いて集合する。火祭りの後、男たちは町を南北に二分して威勢のよい竹打ちをなす。  全国的に古い姿で伝承されている小正月行事が少なくなってきているなかで、この行事は古風をよく残しており、我が国の庶民信仰等の風俗慣習を知りうる典型例の1つとして重要である。
公開日
通例公開日
毎年2月11~15日
詳細
現2月開催
URL
https://www.town.misato.akita.jp/kamakura/2574.html
重要無形民俗文化財指定情報
https://w3id.org/ifcp/110/register
発祥
Type
http://www.cidoc-crm.org/cidoc-crm/E5_Event
発祥記述
URL
https://ja.wikipedia.org/wiki/かまくら#六郷のかまくら
日付
2018-12-13
記入者
221.58.122.88
発祥時期
延暦21年(802年)
発祥地
名称
秋田県美郷町六郷地区
URL
http://data.e-stat.go.jp/lod/smallArea/g00200521/2015/S054340010
カテゴリー
https://w3id.org/ifcp/category/p5
https://w3id.org/ifcp/category/practice