秩父祭の屋台行事と神楽

https://w3id.org/ifcp/64

詳細情報

Type
http://www.cidoc-crm.org/cidoc-crm/E1_CRM_Entity
名称
秩父祭の屋台行事と神楽
ちちぶまつりのやたいぎょうじとかぐら
詳細
 秩父祭の屋台行事と神楽は、秩父地方の大社、秩父神社の例大祭で行われる行事であり、とくに3日の夜に行われる笠鉾・屋台の曳行は、豪壮華麗をきわめ、祭りの山場として「秩父夜祭」の名で親しまれている。  この行事で曳行される豪華な笠鉾・屋台は、江戸時代後期に作り出されたとされているが、その背景には当時秩父盆地一帯の養蚕が盛んになり、今の秩父市が絹織物の集散地として活気を呈した社会経済情勢を反映したものである。  各町内では前日までに笠鉾や屋台を組み立て、12月3日の祭礼当日、2基の笠鉾と4基の屋台が曳き出される。屋台は、町中や神社境内で、これを展開して舞台とし、そこで歌舞伎芝居を上演する。その後、秩父神社境内に集まった屋台等は、宵から笠鉾を先頭にお旅所まで曳行される。特にお旅所前の団子坂の曳上げは豪壮で、波音になぞらえたといわれる秩父屋台ばやしの調子もひときわ激しさを増す。お旅所での勢ぞろいの後、夜半には各町内へ帰還する。  また、この秩父祭には、3日と6日に神楽殿などで神楽が演じられる。この神楽は現在三十五座の曲を伝え、関東一円に分布する江戸神楽とは異なる構成と芸統を示すものである。  笠鉾・屋台は、わが国の屋台の代表的なものとして重要有形民俗文化財にも指定されているが、この町衆による豪壮な笠鉾・屋台の曳行と屋台で上演される歌舞伎芝居、秩父ばやしなどの屋台行事と地方的特色を有する神楽は、祭礼の中で行なわれる行事の代表的なものの一つとして重要である。
公開日
通例公開日
毎年12月3日、6日
詳細
現12月開催
URL
http://www.city.chichibu.lg.jp/4324.html
重要無形民俗文化財指定情報
https://w3id.org/ifcp/64/register
発祥
Type
http://www.cidoc-crm.org/cidoc-crm/E5_Event
発祥記述
URL
https://ja.wikipedia.org/wiki/秩父夜祭
日付
2019-09-30
記入者
113.33.3.36
発祥時期
崇神天皇の時代
発祥地
名称
知知夫国
URL
http://data.e-stat.go.jp/lod/smallArea/g00200521/2015/S112070080
カテゴリー
https://w3id.org/ifcp/category/p6
https://w3id.org/ifcp/category/practice