Home
About
長浜曳山祭の曳山行事
https://w3id.org/ifcp/71
詳細情報
Type
http://www.cidoc-crm.org/cidoc-crm/E1_CRM_Entity
名称
長浜曳山祭の曳山行事
ながはまひきやままつりのひきやまぎょうじ
詳細
長浜曳山祭の曳山行事は、長浜八幡宮の春祭に際して、豊臣秀吉が当時の町民に祝い事の金子を与えたのをもとにして、今日のような曳山をつくり曳くようになったと伝えられている。 この地方は江戸時代に、生糸、縮緬、蚊張などの生産地として繁昌したところであり、それを背景に曳山が華美を競うようになった。曳山は12基あり、毎年4基ずつ交替で曳き出されている。 現在の曳山祭は、4月13日神輿渡御、鬮取り神事(八幡宮での曳山狂言奉納順定め)、14日登り山(各山が町内から八幡宮境内へ登る)、役者の夕渡り(各山の役者八幡宮へ)、15日役者朝渡り、太刀渡り(長刀組町から八幡宮へ練り行列)、狂言奉納(八幡宮境内)、お旅所への曳山、戻り山(神輿の神社への還幸と曳山の各町への戻り)、16日後宴(各山町で狂言執行)の次第で行う。 曳山は、胴幕にゴブラン織を使ったり、漆塗りや金銀、金具の装飾を施すなど各地祭礼屋台の中でも有数のものである。更に特徴的なことは、その上で狂言(歌舞伎の浄瑠璃物)を上演するために花道用のセリ出しが仕込まれていたり、後部が竹本用の部屋になったりしている点にある。また各山とも2階に亭があり、そこで囃子が奏される。 ここでの屋台歌舞伎(狂言)は、児童の手になるために可憐さがあり、それが神事の中でとり行われるほか、毎年各山組とも外題を替えながら開演まで互いに秘して競っているなど、歌舞伎史上も注目すべき伝承を維持しており、同種のものの中でもきわめて注目すべきものである。 この行事は、各山での狂言のほか、起し太鼓、山飾り、役者の渡り、長刀踊、曳山の巡行など多彩であり、屋台を用いた祭礼行事の代表的なものの1つとして重要である。
公開日
通例公開日
毎年4月13〜16日
詳細
現4月開催
URL
http://www.nagahama-hikiyama.or.jp
重要無形民俗文化財指定情報
https://w3id.org/ifcp/71/register
発祥
Type
http://www.cidoc-crm.org/cidoc-crm/E5_Event
発祥記述
URL
http://www.nagahama-hikiyama.or.jp/presently/
日付
記入者
交易財団法人長浜曳山博物館
発祥時期
天正2年(1574)
発祥地
名称
滋賀県長浜市宮前町
URL
http://data.e-stat.go.jp/lod/smallArea/g00200521/2015/S252030010
カテゴリー
https://w3id.org/ifcp/category/p6
https://w3id.org/ifcp/category/practice
被参照情報
開催情報
https://w3id.org/ifcp/71/held/2018/
https://w3id.org/ifcp/71/held/2019/